『生物とは』
想像で植物やら昆虫やらを描こうと思えば描くことはできるが
自然界の計算されているのかされていないのかわからないデザインには勝てないな
と、いつも思う。
奇々怪界なデザインをした生き物たち。
なぜそのような造形なのか、到底はかり知ることのできない節があり
それが美しくも恐ろしい。
造形のみならず、その姿形たる所以にまで妄想を膨らませ
今日も筆を走らせる。
左右対称ではない、少し曲がっている、妙にのっぽである。
不格好だがどこか美しく
生命の息吹を感じる植物たちの表情を墨に落とす。
群生したとしても一つずつ表情が違い
その様をありありと表現した作品。
四月の支度にて展示しております。
ぜひご覧くださいませ。
学生の頃から使っている。読み方はさぼり。
身近にいる草花や昆虫が好きで
地べたに這いつくばってでも観察をし、主にそれらの絵を描いている。
そしてたまに文も書く。
普段は家で仕事をしながら、人と交流する為に少しだけ外で働く生活を送る。
「肩の力を抜き、人生をサボる。」をモットーに日々を生きている。